内面を見ることの意味

たまに、自分の内面を見ていくって
なにか役に立つのかな?
みたいな呟きを聞くことがあるのです。

役に立つ立たないというのもビリーフなので
役に立っても立たなくてもいいんだよ
というのは置いておいて、

私が思うに
自分の内面に目を向けるって
「自分も知らなかった自分を知る」
ってことなんだよね。

特にビリーフリセットは
無意識の思い込みを見つけていく作業なので、本当に意外な自分の一面を、知ることが出来たりすることもある。

それを解放して自由になるもよし
持ち続けたいなら、持っていたって構わない。
でもね、知るだけでも全然違うんだよ。

いままで、怖くて不安で
それを見ないために必死で頑張って
もう、その囚われから逃げることが、無意識ながら目標になってしまっていると

「自分がどうしたいか」なんて
「やりたいこと」なんて
「本当の自分」なんて
全然わからなくなってしまうんだ。

でも
「そのビリーフあるね。」それだけで
もうすでに、そのビリーフは緩んでる。

そしてね
「そのビリーフあるね。」って
健気に頑張ってた自分。
一生懸命やってた自分。

自分も知らなかったような自分が
その時そこに居たんだってことを、知ることができる。

知らなかった自分を迎えに行くって
自分への愛だと思うんだ。

「切り離して置き去りにした自分」を
ちょっと距離を置いて見るとまた見方が変わってくる。
あんなに自己肯定感がない、自信がない、って言っていた方が「自分を褒めてあげたい」って、言ってたりするの。

これってすごい
自己肯定の作業だと思うんだ。

こんなこと考えてる自分もいたね。
頑張っていた自分に会いに行く
その作業は、切り離した自分を取り戻しに行く作業でもあるの、時空を超えてね。

役に立つかはわからないけど
ちょっと世界が優しくなったりします。

世界が変わるんじゃなくて、
あなたが変わるんだけどね。

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