5月に入り、ますます変化が確実なものとして
感じられるようになってきてはいませんか?
4月まで、予兆として感じられていたものが、
ぐっと近くなった、そんな感じです。
明日は立夏で、端午の節句。
ぐんと伸びる緑の幸先を願い、
菖蒲やヨモギの葉で、穢れを清める日でもあります。
穢れというと、良くないもの、汚いものと連想しがちなのですが、
元々の意味は「気が枯れる」の意味だそうです。
穢れを清めるとは、エネルギーをチャージし、気を巡らせる。
ことを意味しているのですね。
漢方では、気が滞っていることを「気滞」といい
代謝が悪くなることを意味します。
薬味野菜や、香りのよいハーブ、スパイスなどが
気を巡らせるお手伝いをしてくれます。
柑橘系のハーブティーや、今の季節は茗荷なども美味しいですね。
菖蒲湯も、とても理にかなった習慣なのだと古くからの知恵に感心します。
さて、今日は4枚のカードを引きました。
40、プレアデス – 頑固さ
85、鯨類イルカ – 今を生きる(先週も出ました)
25、ベガ – 一人の時間
91、鯨類イルカ – ドリームタイムと目覚め
ひとは、現実をそのまま見ることをせず
「モノゴトはこうあるべき」という色眼鏡を通して
世界を見ようとする傾向があります。
しかしながら、現実は変えようがないので
こうあるべきなのに、なぜそうならないのか?
という葛藤が生まれます。
これが、いままでの私たちのモノゴトの捉え方です。
しかし、今変化を感じ取っている方々は、その捉え方では、
どうもうまくいかないことに気がつきはじめています。
私たちは、コントロールできるという幻想を手放し
現実をありのままに受け入れる必要があるのです。
とても欲しいと願ったものが与えられなかった時
もしくは、自分の望む形で与えられなかった時
くれなかった、と相手を責めても仕方がないのです。
与えられなかったことに、恨みを募らせてその場に留まるのか
与えられたもので、その先を歩むのか、選ぶのは自分です。
今の状況を完全に受け入れ、それでよし、としたときに
はじめて変化は訪れます。
そのためには、一人の時間を持ち、感情に振り回されることなく
内なる課題に取り組みます。
そうすれば、私たちは夢から目覚め、物質的な見方に惑わされることなく
目覚めた意識で、本当の現実を見ながら生きることが出来るのです。
主権はあくまで、自分にあります。
過去の囚われを癒し、未来の責任を持つ覚悟を決めたなら
目覚めの時は近いのです。